日本人はインドで働けるの?

インドでの日系企業の進出に関してはまったく正反対の意見が見られます。ひとつはピークは過ぎ去り、今後は落ち着くか減少するという意見、もうひとつはこれからますます積極的になっているという意見です。どうしてこのような正反対の意見が出ているのでしょうか。

 

具体的な数字だけで判断するのは2014年2月の在インド日本大使館の発表では進出している日系企業の数は1072社とはじめて1000社を突破、拠点数では2542拠点と前年と比較して30パーセント以上の増加を見せるなどますます進出が進んでいる印象を受けます。しかし一方では不安材料も目立つようになっているのです。

 

まずインド経済そのものの減速。治安や衛生面の問題が世界的に知られるようになったこと、カースト制度をはじめとするインド独自の社会制度が経済の発展を妨げているといった理由から進出に二の足を踏む企業も増えているです。また2014年半ばにはすでに進出していた日系の大手企業からインドからの撤退を発表、増えているからといって進出が積極的になっているとはいえない状況になってきました。

 

こうした事情から正反対の意見が出るわけですが、それが日本人のインドでの就職にも影響を及ぼしています。日系企業の撤退が進めば就職の選択肢が減るからです。

 

ただし親日家のナレンドラ・モディ氏が首相に就任したことで状況がかなり変化することが予想されています。来日時にも雇用確保を重視した経済政策をアピールしていました。その意味では日本人にとっては今後チャンスが開ける状況とも言えそうです。リスクとチャンスの見極めが大事になりそうです。

インドにおける日系企業と日本人労働者の可能性について記事一覧

 

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